高市総理はきょう、国会で就任後初となる所信表明演説に臨みました。物価高対策に最優先で取り組む考えを強調し、随所に「高市カラー」も滲ませています。
きょう、女性初の総理大臣として初めて所信表明演説に臨んだ高市総理。まず訴えたのは、自らの「決意」でした。
高市早苗 総理
「絶対に諦めない決意をもって、国家国民のため、果敢に働いてまいります」
参議院選挙から3か月の政治空白が生じる中、高市総理は“物価高への対応に最優先で取り組む”と訴えました。
高市早苗 総理
「いわゆるガソリン税の暫定税率については、各党間の議論を踏まえ、今国会での廃止法案の成立を期します」
また、▼寒さが厳しい冬の期間、電気・ガス料金を支援するほか、▼いわゆる「年収103万円の壁」の引き上げに向けた議論を進めるなど、取り組む政策を矢継ぎ早に打ち出しました。
一方、自民党が参院選の公約に掲げた国民一律2万円の給付は実施しないと明言しました。
演説では「高市カラー」も滲ませています。「期待」と「懸念」の声が上がる外国人政策では…
高市早苗 総理
「排外主義とは一線を画しますが、政府として毅然と対応します。政府の司令塔機能を強化し、新たに担当大臣を置きました」
外交・安全保障では安倍元総理の著書になぞらえ、こう意気込みを語りました。
高市早苗 総理
「世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す」
来週、来日するアメリカのトランプ大統領が同盟国に安全保障の負担増を求めるなか、高市総理は防衛費と関連経費について、対GDP比2%とする政府目標を前倒しして実施する方針も表明しました。
所信表明について野党は…
立憲民主党 野田佳彦 代表
「『先送り』と『後退』の所信表明演説だったと思います。給付金もやらないってことは、全く物価高対策、今年中にやることはまだ見つかっていないってことじゃありませんか。これこそもう『先送り』と『後退』だとしか言いようがない」
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