そのほかにも、トイレを我慢するために、水分摂取量を控えると、口の中が乾燥し、口内細菌が増加することなども考えられるということです。

また、トイレを我慢し続けると「尿路感染症」を発症する恐れもあるといいます。

尿路感染症とは、尿道・膀胱・腎臓などに、本来排泄しないといけないものがとどまることによって生じ得る炎症のことで、特に女性が発症しやすいといわれている「膀胱炎」がそのひとつです。

東日本大震災後の避難所のトイレ

武本クリニック 武本祐 院長
「トイレ問題に関しては、環境の要因が大きいと思うので、本当に難しい問題だと思います。
我慢せざるを得ない部分もあると思いますが、やはりトイレを我慢しすぎると健康障害が生じる可能性があるということも知ってもらえればと思います」