「市内の防災士の人数を5年後に2倍以上に」。福島県いわき市の内田市長が、防災への目標を掲げました。
5日に年頭の会見に臨んだ内田市長は、冒頭、能登半島地震に触れ「震災の時に助けていただいた北陸の方に恩返しをしたい」として、応援の要請があればすぐに行ける準備をしていると述べました。
また、去年の記録的豪雨による水害などを受け、いわき市は防災を強化する目的で、市に登録した「防災士」の資格を持つ市民の数を、現在の258人から5年後には、2倍以上の600人に増やす目標を掲げました。
市内には現在403の自主防災組織がありますが、5年後にはすべての組織に2人以上の防災士を所属させることを目標にしています。
