1日午後4時10分ごろ、石川県志賀町で震度7を観測する地震があり、建物が倒壊するなどして大勢の人が避難所での不自由な生活を強いられています。東日本大震災で被災し実際に避難所生活を経験し、現在、震災の語り部活動を行っている女性に避難所の生活で注意することや必要なことを聞きました。
「とてもとても、気が遠くなるような思いの時」
「発災から、甚大な被害の現実をつきつけられ、とてもとても、気が遠くなるような思いの時だと感じています。被災者生活再建支援法による支援金をはじめ様々な支援もあります。まずは、今、体調にお気をつけて」

このように話し能登半島地震で避難所に暮らす人たちの身を案じるのは、宮城県東松島市の山縣嘉恵さんです。山縣さんは、市民活動グループ「SAY’S東松島」の代表として、震災の語り部を地元で行っています。2011年の東日本大震災では津波で自宅を流され避難所生活を経験しました。現在、防災士の資格も取得し、震災での教訓を多くの人に伝える山縣さんに、能登半島地震により避難所で生活する際の注意点などを聞きました。