中国の気球が今年に入ってから連日、事実上の停戦ラインである台湾海峡の中間線を越え、台湾上空まで飛来しています。総統選挙を前に、揺さぶりをかけている可能性があります。
台湾国防部の発表によりますと、中国の気球は今年に入って毎日、台湾上空まで飛来しています。
きょう午前6時までの最新の24時間では、3機が台湾海峡の中間線を越え、うち1機が台湾上空まで飛来したということです。
3機の気球は高度およそ4500メートルから1万1000メートル付近を西部から北東に向け飛行。日本時間のきのう午後6時すぎから8時すぎに消息が分からなくなりました。
国防部は先月に中国の気球が台湾沖に飛来した際、「季節風の影響もあるかもしれない」としたものの、「把握している状況を市民に説明する必要がある」として、気球に関する情報も公開しています。
気球は観測用とみられますが、13日の総統選を前に揺さぶりをかけている可能性もありそうです。
注目の記事
【全文掲載】高市早苗総理 初の所信表明演説 物価高対策に経済成長、外交・安全保障など詳しい政権運営方針 人口政策・外国人政策も

「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿

「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】

うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

父親の腎臓を移植した男性 “使命感で” 体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発…「お父さんが危ない」次に命をつないだのは-












