午前9時30分~ 青色の「広緊服」に着替えての訓練は…

剣道の稽古を終えると、続いては災害現場を想定した訓練へ。目立ちやすい青色で、擦れにも強い「広緊服」に着替えました。

広緊服に着替えた記者たち

石川県警機動隊 清田佳介小隊長
「災害の局地化、激甚化があって毎年、全国で大規模な災害が発生しています。石川県でも珠洲市で震度6強の地震があったり、昨年と今年は大雨で甚大な被害がありました。警察としては災害が発生した際に多くの人々を守るため、災害警備にあたります」

県警機動隊 清田佳介小隊長

体験するのは実際に被災地で行われる「ロープレスキュー」
ヘリコプターなどから降下して、崖下で待つ要救助者を救出するという想定です。

壁と垂直になるよう体を90度に曲げ、足を肩幅まで広げて、右足からゆっくりと下がります。腰の後ろに回した右手でロープを握り、摩擦でブレーキをきかせます。

まずは地面や低い位置で降下の体勢を確認。

低い位置で練習する石橋アナ

石橋アナ
「不安しかない、大丈夫かな」
機動隊員
「怖がってしまうと足だけで下がってしまう。足から行くと滑って顔からいってしまうので、全体重をロープに任せてお尻から下がるようにしてください」

訓練用のレンジャー塔は、頂上約9メートル。不安を抱えながらも、上に上がります。そして…