若い世代も油断できない「お酒との付き合い方」

また、お酒の付き合いが増えるこの時期、サラリーマンなどの「若い世代」も油断できないそうです。
広島大学保健管理センター 宮内俊介医師
「お酒を飲むと脱水で、水分が失われる。血管も広がってしまうので、急に血圧が下がりやすくなってしまう。忘年会・新年会で飲みすぎて長風呂すると、意識を失い、事故などにつながる。長風呂しない・飲みすぎないように、若い世代も気をつけてほしい」
カギは「温度差」解消 5つのポイント
▽脱衣所や浴室を温めましょう。
▽高い体温などによる意識障害を避けるため、風呂の温度は、41℃以下、つかる時間は10分までが目安
▽水圧がかかっているため、浴槽から急に立ち上がらないように
▽食後・飲酒後すぐの入浴や、医薬品服用後の入浴は避ける
▽入浴する前に家族に一声かけて

また、風呂場だけでなく、夜間や早朝のトイレでも同様の事故が起きやすい。廊下やトイレでは、暖房が効いていない場合が多いので、一枚羽織るなどしてください。大切な家族を守るためにも、日ごろの生活から「温度差」を意識しましょう。