■東京2025世界陸上競技選手権大会(14日、国立競技場)
女子100m準決勝が行われ、決勝進出を決めた8人が出そろった。パリオリンピック™金メダリストの小さな島国のスター・J.アルフレッド(24、セントルシア)や、前回大会金メダリストのS.リチャードソン(25、アメリカ)ら豪華な顔ぶれとなった。
準決勝は1組あたり8人の3組で行われ、決勝進出条件は、各組2着以内と3着以下タイム上位2位以内。1組ではM-J.タルースミス(36、コートジボワール)が10秒94で1着、6度目の世界陸上出場で悲願の金メダルを狙うS.ジャクソン(31、ジャマイカ)が10秒97の2着で決勝進出を決めた。
予選を全体1位で突破したパリオリンピック™金メダリストのJ.アルフレッド(24、セントルシア)は2組に出場。10秒93をマークし、またも全体トップで準決勝を突破。同じく2組の世界陸上通算10個の金メダルを誇るS-A.フレイザープライス(38、ジャマイカ)も11秒00で準決勝を通過した。
3組には今季世界最高の10秒65の記録を持つ全米女王のM.ジェファーソン ウッデン(24、アメリカ)が出場し、10秒73の全体1位で突破。T.クレイトン(21、ジャマイカ)も3組2着の10秒90で決勝に駒を進めた。
1組の23年ブダペスト大会で金メダルを獲得したS.リチャードソン(25、アメリカ)、3組のD.アッシャースミス(29、イギリス)はタイムで拾われ、決勝進出となった。
決勝は同日22時13分から行われる。