J1初挑戦の若きアタッカーが存在感を放った一方で、端山さんがチームの課題として挙げたのが「得点」の少なさです。

アルビは今シーズン、リーグトップのボール保持率を誇りながらも、得点数はワースト3位の36得点でした。

端山豪さん
「パスを繋いでゲームを支配している中で、支配率だったりパスの本数だったりというのがしっかりゴール数に繋がるような形になってくると、より怖いチームになると思いますし、ここから先は今のスタイルを貫きながらもゴール数にコミットしていくといいのかなと」

パスで相手の守備を崩すだけではなく、ミドルシュートや相手の背後への抜け出しなどゴールに直結するような攻撃が加われば、より多くの得点につながると端山さんは期待しています。

「今年の福岡はゴール数や失点数がかなり近い結果だと思うんです。それでも福岡のほうが順位としては3つ上なので、今年のゴール数・失点数というところを意識しながらより、向上していくのではないか。5位とか本当に上位、優勝争いを狙っているチームになっていけるんじゃないかな」

J1復帰2年目となる来シーズン、アルビの真髄・パスサッカーはどう進化するのでしょうか?