竹を使ったアートプロジェクト『たがみバンブーブー』。
竹林を人が集える場所に再生しようと、アーティストや地元の仲間と一緒に企画しました。

竹あかり総合プロデュース集団 CHIKAKEN・三城賢士さん
「通常、僕らがやるときは竹は山から切り出すし、演出は町なかや神社とか竹林ではない場所でやるので… ここは竹林がメインということで、そこが他とは全然違うし、おもしろいことろ」
道の駅たがみ 馬場大輔駅長(44)
「山口光栄くんはお肉屋さんだけど、むちゃくちゃすごい筋肉しているんですよ。重たいものをバリバリ持つし、竹は切る… そういう“自分の得意なもの”をみんな持ち寄って、やれることの総合力でやっている」
田上町商工会青年部・山口光栄さん(44)
「携われること、地域活動の担い手として参加できるのが一番大きい」

「“竹林という宝物”の価値に気づいたとき、未来は広がる」
アート作品のメインとなる竹の灯篭は、地元の園児から大人まで述べ1000人以上が関わってつくりました。
馬場大輔さん
「竹林は僕らにとって価値だし宝物だから、それを皆でともすことによって、いろんな人にその価値を知ってもらおうと。特に、地元の子どもたちが価値に気づいたときに、未来は広がると思っている」

竹林がアートに!『バンブーブー』を訪れた地元のみなさんの反応は?
「もう、すごい!の一言」
「ここなんて、うっそうとして誰も近寄らなった。こんなに見事に変わったなんて、すごいことです」

人のこころにもあかりを灯す。田上の未来が広がっていきます。
道の駅たがみ 馬場大輔駅長
「このアートは、今まで見えていた景色に気づかなかった視点を与えてくれるものかなと思っていて、この竹のすっと伸びた空との関係だったり、竹が持つ緑の美しさだったり、奥行きだったりをアートが引き出している」