ヘリコプターからの記者のレポート:
「長野県北部、白馬村の上空です。無数の建物が倒壊しているのが確認できます」

2014年11月22日。

県北部で最大震度6弱を観測した神城断層地震が発生しました。


白馬村と小谷村を中心に、民家など81棟が全壊。

道路や水田に大きな段差やひび割れが発生し、住民は避難生活を余儀なくされました。

地震から9年。

当時の記憶はほとんどない子どもたちと一緒に、住民がガイド役となっていざという時の避難経路を歩いてみます。


ガイド役の住民:
「スキー場側の方を通った方が少し安全かもしれない」
「川に近い方が危ないことは間違いない」

今回は、大雨による土砂災害を想定し、ハザードマップを確認しながら避難ルートを考えます。

子どもたち:
「こっち?」
「この山崩れそうじゃない?」
「この山崩れるようになってるわ」
「ほんとだ」
「これがもし崩れたらどうなるだろう?」
「ながされちゃう」