カラスはいつまでここにいるのか。

翌朝、同じ場所に向かってみました。


中村記者:
「午前5時半過ぎです。カラスたちは架線の上でまだ寝ているようです」

日の出前、カラスはまだ一列に並んで羽を休め続けていましたが、徐々にあたりが明るくなってきた午前6時過ぎ。

カラスたちに動きが。

小さな群れに分かれて、東の空に飛んでいき、30分ほどでいなくなりました。

しかし、付近にはたくさんの落とし物が…

電柱の下に落とされたカラスのフンです。

ところどころ集中して落とされていて、歩道を覆うほど。

レンタカー会社の店先では、開店前に店員がホースでフンの汚れを落としていました。


レンタカー会社の店員:
「いつももっと多いんですけど一晩でこれ以上になります」
「せっかく洗車しても、朝もう一回洗車しなおさなきゃいけない」

店では市に相談するなどして、電線に針金を巻き付ける対策を行いましたが、効果はあまり見られないということです。