信州大学名誉教授 中村浩志さん:
「もう電車には慣れているんですね、安全だとカラスは学習しているんです」

ムクドリとは異なり、夜は鳴き声を出さないカラス。

駅の架線にとまっていれば、人間に追い払われることもないと学んだようです。

困るのは、ねぐらに入る前に立ち寄るビルや建物でのフン害です。


信州大学名誉教授 中村浩志さん:
「この問題は初期消火が大事なんです」
「ほっておくとどんどん数が増えていきますから」

中村教授は、「市街地は安全なねぐらではない」とカラスに根気強く伝え、郊外をねぐらとする習性に戻すことが大切だと警鐘を鳴らします。