鹿児島の保育園を取材しました。0歳から包丁を使って給食を作る「食育」を実践しています。
畑でつくり、料理も献立も子どもたちで

南波雅俊キャスター:
今週から始まりました「SDGsWEEK」。
(国連が定めた)目標は17ありますが、今回取り上げるのは、目標4「質の高い教育をみんなに」というテーマです。
鹿児島県の保育園に、取材してきました。
0歳から包丁を使って給食を作ります。「食育」にかなり力を入れています。

自然豊かで温泉地としても有名な鹿児島県霧島市。
今回、南波キャスターが訪れたのは「ひより保育園」。
なんと!この保育園に通わせるために、大阪から引っ越して来た人まで。その魅力とは。
南波キャスター
「あっ、包丁!?ちゃんと切ってる」
園児
「きゅうしょく、つくってる」

0歳児から包丁の使い方を学び、週2回ほど、自分たちで「給食」を作るという“食育”にありました。
料理だけでなく、園内の畑ではお米や野菜を自分たちで作ったり…

南波キャスター
「味噌入ってるの?凄い、凄いですよ。これも皆で作ってるの?」
園児
「うん」
『味噌』は、大豆から手作りしたり…
園児
「おにいちゃん、みて」
南波キャスター
「どうした?」
園児
「うめぼし、うめぼし」
南波キャスター
「梅干しも漬けてるの?」
園児
「いいにおい~」
『梅干し』まで自分たちで漬けているんです。
さらに、『献立』も大人が一方的に決めるのではなく、子どもたち同士で話し合いながら決める。