カツオなどの魚に寄生していることが多い寄生虫「アニサキス」。先日、元AKB48の板野友美さんも胃カメラでアニサキスが見つかったとSNSで発表しました。アニサキスは体長2~3cmでサバ・サンマ・イワシ・イカなどに寄生する線虫の一種で、人が食べてしまうと、消化管の壁に食いつき、激しい腹痛・吐き気・嘔吐などの症状が出ます。厚生労働省によりますと、去年全国で確認されたアニサキスによる食中毒は354件で、食中毒被害としては4年連続で最多の報告となっているということです。今回、大阪公立大学大学院医学研究科の城戸康年教授(感染症学・寄生虫学が専門)に「アニサキス食中毒」について話を聞きました。

カツオなどに寄生していることが多い『アニサキス』…どう対策すれば?

ーーーー最近、アニサキスによる食中毒が多いと聞きますが?
「最近この数年間は報告数が多くなっています」

ーーーーアニサキスによる食中毒にあう場合はその日の体調に左右されるものなのですか?
「いやーどうでしょうね。あまりそんなに大きな関係はないとは思いますね。ケースバイケースということになりますね」

ーーーーアニサキスは長さが約2~3cm、幅が約0.5mm~1mmとされていますが、食べるときに自分では見えないものなのですか?
「見えます。糸くずみたいな感じですね。よく見たらわかると思います。ただアニサキスは白いので少し見にくいところはあるんですけど、一度見て『あ、これだ』と思えば見えます」

ーーーー刺身とかについていることもあるのですか?
「あります。なので感染するんですね。活きのいいのものは動いています」

ーーーー先生は生魚を食べるときは気にならないですか?
「全く気にしないですね」

ーーーーアニサキスは主に、サバ・アジ・サンマ・カツオ・イワシ・サケ・イカなどに寄生し、生で食べることによって食中毒になるということです。これだけの魚の名前が挙がってますが、ほかの魚にもアニサキスが寄生している可能性はありますか?
「基本的にはこれぐらいのサイズの魚はほとんど全て持っていると思っていただいていいかと思います」