9回のマウンドは桐敷 そして2死で岩崎へ

岡田監督が9回のマウンドに送ったのは背番号47、24歳の桐敷拓馬投手だった。

桐敷は、先頭の紅林にヒットを打たれるも、森をセカンドゴロダブルプレーに打ち取る。

そして2死。ここで岡田監督が動く、守護神の岩崎優がマウンドに姿を見せた。ここで、頓宮が意地の一発!レフトスタンドにホームランを叩き込んだ。続くゴンザレスもセンター前へ、去年の覇者・オリックスもあきらめない。

しかし岩崎はついに杉本を打ち取り、阪神タイガースは「暗黒時代」を経て38年ぶりの日本一となった。