エアコンの室外機は『日よけ』することも節電に有効

「同じ風が出る道具ですけれど、用途が違うんですね。『扇風機』は広くて柔らかい風がフワっと出るような道具なので、人に風を当てるための道具です。一方で『サーキュレーター』は直進的な風が遠くまで届くような作りになっていますので、部屋の空気を撹拌(かくはん)する際に向いています。そのため、部屋の空気をまんべんなくかき混ぜたいなという場合には『サーキュレーター』の方が向いてますし、直接当たって涼みたいという場合には『扇風機』の方が向いています」
ーー室外機を覆うと涼しく感じるということを聞くのですが、実際にはどうなのでしょうか?
「室外機に直接日が当たっていると効率が落ちるんですね。日よけをつけてあげるのはいいですね。しかし、吹き出し口を塞いでしまうと、色々な電力がかかります。あと外に置いてると、雑草が茂ることもあるので、きちんと風通しを良くしてあげて、吹き出し口を塞がないよう日よけをしてあげるのも有効です」