エアコンの「設定温度下げる」「風量を上げる」どちらが節電に効果?

ーーエアコンの今度は使い方についてです。暑いなと思ったら、設定温度を下げるか、風量を上げるか、節電面ではどちらの方がいいのでしょうか?
「風量を上げる方がより節電に繋がります。設定温度を変えると、大体1℃で約10%消費電力が変わってしまうんですね。しかし風量を上げても下げてもそれほど電力に影響はないので、風量を上げて風が当たることによって体感温度が若干下がります。それで少し涼しく感じられれば設定温度を控えめにしながら風量を上げた方がより節電にはなるかなと思います」

暑くて“ジメジメ”エアコンの「冷房」か「除湿」かどちらが節電?

ーージメジメと感じた時は「除湿運転」と「冷房運転」どちらをを使った方が節電になるのでしょうか?
「除湿運転は機種によっても多少違いはあるんですが、湿気が一番取れるのは『冷房運転』です。除湿運転は温度が低いんだけど湿気が多いとき、例えば『梅雨時の少し肌寒い時』や『冬場に部屋干しをして湿度が上がって結露ができた時』に使う機能が『除湿運転』なんですね。だから夏の暑いときには素直に冷房にしてください」