滋賀・東近江市長のフリースクールをめぐる発言が波紋を呼んでいます。「信念を持って発言した」と主張する市長の持論に透ける「本音」から学校以外の受け皿となっているフリースクールのような、学校以外の選択肢をどう整備していくべきなのか考えます。
「不登校になる大半の責任は親にある」市長の発言 波紋広がる
問題の発言があったのは先週のことでした。
滋賀県東近江市 小椋正清市長:
「文科省がフリースクールの存在を認めてしまったということに、愕然としているんですよ」

“不登校の子どもたち”への対応を検討する会議の場で持論を展開したのは、滋賀県・東近江市の小椋正清市長。

小椋市長:
「『ああ、じゃあフリースクールがあるんだったら、そっちのほうに僕も行きたい』という雪崩現象が起こるんじゃないか。国家の根幹を崩してしまうことになりかねないぐらいの危機感を持っている。義務教育は親が嫌がる子どもを押しつけてでも、極端に言うと。大人が判断して『この勉強をしなさい』という世界なんですよ」
小椋市長は会議後に「不登校になる大半の責任は親にある」とも発言。こうした発言に国からも苦言が…

盛山正仁文部科学大臣:
「望ましい発言とは当然考えていないわけですね」














