中国から沖縄に甘藷(かんしょ)を伝えた野國總管の功績を称えるイベントが、出生地の嘉手納町で開かれました。

『野國總管まつり』は中国から甘藷を持ち帰り沖縄全土に広め、人々を飢餓から救った野國總管の功績を称えようと開かれているもので、ことしは4年ぶりの通常開催となりました。

まつりの中で特に人気が高いのは子ども達による『いもほり競争』。

砂の中に埋められたイモを制限時間の5分以内に掘り出すもので、学年別に行われました。

見守る家族らの声援を受けながら、参加したちびっ子たちは我先にと両手で砂をかき出してイモを掘り当て、喜びの声を上げていました。

いもほり競争に参加した子ども
「イモ掘って見つけるのが面白かった」
どうやって食べますか?
「焼いてから食べてみたい」

子ども達は泥だらけになりながら、農作物の大切さを感じている様子でした。