自分の言葉で伝える「語り部」に
大塚さん「ホープツーリズムのフィールドパートナーというガイド役、学びの支援となるようなお手伝いをしています」
国内外の人に被災地を訪れてもらい、現状や教訓を伝えるホープツーリズム。大塚さんは、去年から、ガイド役となる語り部を務めています。これまでに国内外のおよそ500人に被災地の今を伝えてきました。

大塚さん「福島は普通に、今は他の県と同じように過ごしているということをまず伝えたい、海外の方にも」
現在も研修に参加しながら、被災地と向き合っています。
大塚さん「(大切にしているのは)私自身の言葉で福島の実情を伝えたいということ」
様々な方法で震災や原発事故の記憶をつないでいる大塚さんが、今、伝えていきたいことは。
大塚さん「福島=震災、被災地という風な捉え方をされてしまうのですが、もっと、もともとある魅力もあるので、そういったものも徐々に伝えていけたらなと思っています」
震災、原発事故から12年あまり。大塚さんはこれからも、復興を担う伝え手の1人として歩んでいきます。