ヨーロッパモデルでは日本列島へ進む予想がより強く

一方、ヨーロッパ中期予報センターの10日先(240時間先)までのアンサンブル予想結果です。ラインの一つ一つが計算結果です。沖縄付近を通過後、東シナ海で向きを変えて日本の南岸または西日本から東日本方面へと進む結果が、アメリカのモデルよりは強く出るようになっています。東シナ海を北上したり大陸方面へと進む予想はほとんどありません。

気象庁が週間天気予報の作成などに用いるアンサンブル予報で示された気圧配置です。何十通りも計算されてますがそのうちの一部データを示しています。8月6日夜の予想ですが、全体的にはまだ東シナ海にあることを示すデータが多くなっています。

さらにその先の8月8日夜の予想データの一部です。東シナ海を北上して朝鮮半島へ達しているものや九州の西海上に達しているものなど様々です。
現時点でハッキリといえることは、まずは沖縄周辺では台風の影響が長引くということです。その後については、まだ台風6号の進路予想にバラツキが大きく確定的なことはいえない状況です。
それでも来週は沖縄以外でも台風の影響が出てくる可能性があるということは気にしながら、今後も最新の台風情報にご留意ください。