原爆資料館の入館者数は今年度9月までの半年間で137万人を超え、過去最多を更新しています。
原爆資料館によりますと、ことし4月から9月までの上期の入館者数は、あわせて137万5330人でした。昨年度上期の118万人あまりを約18万7000人、率にして15.8%上回り、過去最多だった昨年度を更新しています。

また上期137万人のうち外国人は52万5000人あまりで、昨年度上期より36%増えました。▽近年の円安傾向や▽被爆80年の節目だったことなどが増加の要因とみています。
原爆資料館では昨年度、1955年度の開館以来初めて、通年で200万人を超えて過去最多となりましたが、今年度はそれを「さらに上回る可能性もある」ということです。

一方で館内は混雑しているため、資料館では「広島市と連携して、引き続き混雑緩和対策を進め、落ち着いて見学できる環境を確保したい」としています。
