育児中の尾道市民たち
「家事とか育児とかマッサージとかふざけている。お母さん絶対がんばるじゃないですか。絶対がんばるのに、これほとんど、だんなさんに『俺のためにこれしてほしい』みたいな。ありえないですよね。(自分は)すぐ捨てました」

「(子どもが)生まれてからすぐには男の人って変わらない感じがするので、生まれる前からもうちょっと勉強して、気にしてくれたらいいのにってすごく思います」
― 産後、すぐに家事は?
「できないですね。それはもう無理です。いつも通りには絶対できないので、家事は必ず分担といいますか。子どもが生まれたら絶対、分担」

尾道市には25日午後2時までに苦情のメールや電話が166件寄せられたということです。
チラシは2018年度から、尾道市に住む妊娠中の女性を対象に、年間およそ600枚配布されていましたが、同様に配っていたチラシ「パパになるあなたへ」と合わせ、配布中止となりました。

尾道市 健康推進課 高橋彰 課長
「性別により役割を固定化する、固定的にとらえるような意識を助長する表現内容があったということで、不快な思いをさせてしまったと思います。たいへん申し訳ないと思っております」
尾道市では、「新しく配布する資料はこれから検討していく」としています。