朝日とともにアラは上がる?

午前4時、水平線から朝日が上り始めました。

【柏崎市 桜井雅浩市長】
「4時間のうち、2時間寝ていました。申し訳ありません」

休憩して元気を取り戻し、いよいよ流した仕掛けを回収です。

【柏崎市 桜井雅浩市長】
「果報は寝て待て…おっ、何か引いているな」

アラは食いついているでしょうか?

「あっ、見えた」「うわ~すごい、すごい、すごい!」

【漁師 柴野一志さん】「これがアラです」
【柏崎市 桜井雅浩市長】「アラでしたね~、いやー良かったです」

『桶流し一本釣り』で獲り、神経締めをした2キロ以上のアラは「柏崎のアラ」として認定され、証明書とともに出荷。すぐに食べるのがおいしいのかと思いきや、3日から1週間ほど寝かせることで、うまみがグッと増すんだそうです。

この日一番大きかったのは4キロごえのアラ。“今季一番”の大物です。

4キロを超える大物が!

午前8時半、辺りもすっかり明るくなって、市長らを乗せた船は港へ戻ってきました。

【漁師 柴野一志さん】
「釣れてよかったです。きょう釣れなかったらどうしようかなと思ってたんですけど、これでまた(市長に)『柏崎のアラ』を宣伝してもらえればありがたい」

【柏崎市 桜井雅浩市長】
「これだけ大切に丁寧に、そして迅速に扱って美味しいアラを提供できるんだということを、戦略的に市としても漁協を応援していきたいと考えています」

視察で触れた漁師の思いを今後のPRに活かせるか…柏崎のアラを全国へ桜井市長の今後の”かじ取り”が注目されます。