歌は世につれ…“時代の変化“
大学のサークル活動は “時代ごとの流行り・廃り”に大きく左右されます。
若い世代に人気があるスポーツ競技や文化活動には、自ずと部員も集まりますが、逆もまた然り。
今年4月には、長い歴史があった射撃部が『競技人口の減少』で消滅。
一方で、サークルの多様化も進み、近年はフットサルなどの比較的新しいスポーツを楽しむ学生が多くなっています。
長崎大学では、落研以外に“漫才” や “コント”などを楽しむ『お笑い系サークル』があり、こちらは人気だといいます。
今年で57歳となる私にとっては、コロナを乗り越えた“長大落研“の存続を願うものの、絶滅するか否かは 今後の学生次第です。
『落語』は学生当時から、そして今でも、“新鮮”で、“刺激的なもの”ですが、若い世代が 落語という話芸を受け容れ「やってみたい!」と感じられるかどうかが 存続の大きな鍵となりそうです。
NBC長崎放送 報道メディア局 林田 繁和