■きっかけは経営難・王道の“うどん”、異色の“ハンバーグ”売れるのはどっち?


40年間続くうどん店「武州うどんあかね」は24年前、店が傾いた時に、思い切ってハンバーグを作り始めました。この異色メシで、店は人気を取り戻し、今では1日に10キロ以上を作るまでに!

でも、元々はうどん店なだけに、ちょっと複雑な思いもあるようです。 

武州うどんあかね 2代目 祖父江 康明さん
「ハンバーグは別にメインじゃ…メインっていうか“うどん屋”なんで」


あくまで店の“王道”は、うどんだといいますが、王道と異色、一体どちらが人気なのか?ランチの2時間で調査しました!

1人目のお客さんは・・・

店員「はい和風でーす!」

まずは、ハンバーグが先制!

その後も客席には、ハンバーグからもくもくと立ちのぼる湯気が出現!

お客「ハンバーグ屋さんよりハンバーグ屋さんって感じ」

ランチタイムの2時間で、王道、単品のうどんを頼んだ人は、3人。一方、異色のハンバーグセットを頼んだ人は、39人でした。

武州うどんあかね 2代目 祖父江 康明さん
「いつも複雑な気持ちにはなってるんですけど 単純に嬉しいですけど うどんが出なくなったなって(笑)」

うどん店なのにハンバーグが売れすぎ、うどん店がハンバーグ店になりつつある…そんな現状を打開しようと立ち上がったのは、3代目で息子の巧さん19歳です。