うどん職人が作るふわっふわハンバーグに、ラーメン職人のこだわり焼肉。そのお店の王道ではない異色なメニュー=“異色メシ”が人気の店があります。なぜわざわざ手間のかかる異色メシを提供するのでしょうか?“王道メシ”と“異色メシ”の二刀流うどん店を取材しました。

■手打ちうどんの製法いかす 熱々でふわっふわな“ハンバーグ”


JR大宮駅前にある「武州(ぶしゅう)うどんあかね」。

40年間 自家製麺にこだわり、さば節と宗田節でとった魚介の旨味たっぷりの関西出汁でいただく“王道メシ”が、名物「武州うどん(495円)」です。

そんなうどん店の“異色メシ”が、鉄板で焼き上げたハンバーグ。熟練の技、手打ちうどんの製法をいかし、生地を3回に分けてこねることで絶妙な食感に。口の中で肉汁があふれ、隠し味、うどんの出汁が、あっさりながら深い味わいを生んでいます。箸で切って食べられるふわっふわハンバーグ、白米とうどんもついて、お値段935円。

なぜうどん屋でハンバーグを作り始めたのでしょうか?背景にはある事情と、複雑な思いがありました。