改善された新エリアに客の反応も上々…それでも佐藤園長は「野生」を追求し続ける!
そして、迎えたゴールデンウィーク本番。「モモンガの夜」には多くのお客さんが訪れていました。動物たちも元気に動き回り、お客さんの反応も上々のようです。
(客)
「あ~モモンガ!」
「かわいい~」
「アルマジロがかわいかった」
「暗い感じで別世界にいてるみたいで、おもしろかったです」
そして、課題だった入り口も大きく姿を変えていました。
(佐藤哲也園長)
「これでまだね、いよいよ野生の夜の世界に入っていくという雰囲気は少しできた。前よりはできています」
これで完成かと思いきや…。
(佐藤園長)「この辺まで消さないと。これ(施設の一部)が見えているのが最悪や。鉢が丸見えがよろしくない。もうちょっと鉢を隠してほしい」
どこまでも「野生」を追求する佐藤園長の頭の中に妥協の文字はありません。
(佐藤哲也園長)
「全ての施設・パフォーマンスは常にブラッシュアップを考えていかないといけないものですので、完成形はないんじゃないかと思っています。(Qどうぶつ王国への満足度は?)僕が今まで体験してきた本当の野生に対してまだ50%かなと。私は本当の野生の世界を100とみています」
人々を魅了する動物園「神戸どうぶつ王国」。その裏には動物への大きな愛に溢れ、徹底的に野生にこだわる敏腕園長の存在がありました。
(2023年5月12日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特集』より)