国の研究機構が開発し品種登録した“高級ブドウ”「シャインマスカット」の苗を無許可で販売したなどとして、茨城県の無職の女性が警視庁に書類送検されたことがわかりました。
種苗法違反の疑いで書類送検されたのは茨城県の54歳の無職の女性で、おととし9月から今年6月にわたり「シャインマスカット」の苗を開発者の許可なく、複数回、フリマサイトに出品し販売した疑いがもたれています。
捜査関係者によりますと、女性はホームセンターなどで苗を購入し自宅で苗を増やしていて、フリマサイトにシャインマスカットの画像を掲載し、1株3000円ほどで出品していたということです。
警視庁のサイバーパトロールで事件が発覚しました。
種苗法では育成者の権利を保護するため、営利目的での無許可の増殖や販売などが禁止されています。
「シャインマスカット」は農研機構がおよそ30年かけて開発し、2006年に品種登録。シャインマスカットの苗木は海外に不正に持ち出すことが禁じられていますが、苗木が違法に海外に流出し、中国や韓国で無断で栽培されていることが問題となっています。
農林水産省の試算によりますと、日本の損失は年間100億円以上だということです。
警視庁は女性の販売先から海外に流出していないかなど、詳しく調べる方針です。
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