■西村記者の食レポ ちゃんと伝わるといいのですが・・・
この市場の中でも古い老舗魚店にやってきました。北欧と言えばやっぱりサーモン!このお店の売りはマリネにしたサーモンということで、ブラックペッパーやレッドペッパーをまぶしたものなど種類も豊富です。

また、ニシンの酢漬けやマスタード漬けも並んでいました。サーモンやニシンが人気があるので色々な味付けのものが並んでいるそうです。
そしてもう一つフィンランドといえば・・・という食材が。

駒田アナ、なんだかわかりますか?
駒田「エビですか?」
西村「絶対見たことあると思いますよ。生きてるところも」
駒田「シャコ?」
西村「特に小さいとき、少年時代に見ているかと」
駒田「・・・あ、わかった!ザリガニ!」
そう、正解はザリガニでした。北欧全体でザリガニはよく食べられていて、フィンランドでは夏に「ザリガニ祭」といって家族で集まってザリガニをほおばる行事もあるんだそうです。

では、早速、サーモンのマリネとザリガニを食べてみましょう。お支払いは13ユーロ(=約1781円)。さてお味は?

まずはレッドペッパーのついたサーモンから。
西村「ちょっと辛いですね」
そしてブラックペッパーのサーモン。
西村「うん、うん。違いがよくわからない」
駒田「日本の皆さんにどんな味かちゃんとレポートしてくださいよ」
西村「今、ちょっとペッパーにとらわれていました。サーモンがとにかく美味しい。脂がのっていて、口の中でじゅわっととろける感じです。ほんと美味しい」
続いてザリガニの塩ゆでをいただきます。“食に保守的”で変わったものは苦手だという西村記者、一言目は・・・。
西村「やっぱり慣れている分エビの方がちょっと美味しいですね。生臭いって聞いたことがあったんですが、生臭さはないですね」
正直というかなんというか・・・。
西村「ザリガニの夢を壊してなんですけど、僕は率直に言わないといけないので・・・いままで食べたことのない味ですね。少しパンチが弱い感じがします。脂っぽくないから好きな人も多いんですかね」
さて、西村記者の食レポ、伝わりましたでしょうか?
加藤さんによると、夏のザリガニ祭のときはザリガニをそのままゆでるので、食べるときにボキっと折って身を出して食べるのだそうです。また、むき身は塩ゆでで食べることが多いですが、サラダに入れて食べることもあるそうです。