■オールド・マーケットホールでフィンランドの「食」に触れる
エテラ港に面して立ってるレンガで装飾された重厚な建物。こちらは1881年に開業したヘルシンキで一番古い市場「オールド・マーケットホール」です。


元々は市場だったのですが、最近は観光客向けのお店も入り、地元の人だけでなく、観光客も多く訪れる場所となっています。
中に足を一歩踏み入れると・・・。

スタジオの駒田アナウンサーからは「豪華列車の中みたい」という声が思わず飛び出しました。天井は高く、一つ一つのお店は木の柱で区切られ、かわいらしいランプもついています。通路の両側に食べ物や雑貨など様々な物を売るお店が並んでいます。
まず目に入ったのはチーズのお店。フィンランドは乳製品が非常に豊富ということで、ブリー、ゴルゴンゾーラ、などなど数多くのチーズが並んでいます。

この日、マーケットの中はお客さんがまばらでしたが、新型コロナウイルスの影響で観光客が大きく減ったということで、コロナ前は多かったという日本からの観光客もコロナ以降まったく来ていないということでした。

湖で捕れる淡水魚の缶詰も色々並んでいます。さすが「森と湖の国」ですね。ちなみにフィンランドには湖が18万個以上あるとも言われています。
こちらの魚の缶詰は8ユーロ。この日のレートは1ユーロ=約137円だったので1096円。ちょっと高いかな・・・と思う理由の一つが消費税です。フィンランドは社会福祉が充実していることもあって消費税が24%(一部低減税率あり)ととても高いのです。