全国にテーブル型のゲームを普及させたのは、1978年発売の「スペースインベーダー」です。一大ブームが沸き起こり、県内でもゲーム機を設置する店が急激に増えました。鳥居さんの実家の駄菓子店でも1980年ごろから導入しましたが…。
※レトロゲーム秘密基地 鳥居秀憲さん
「学校からは全校集会で『鳥居君の家には寄らないように』と。昔で言うツッパリみたいな人も結構いましたけど、店の息子という立場でかわいがってもらった」

ゲームをさらに、人々の身近な存在にしたのは1983年に登場したファミリーコンピュータです。青森市のデパートでも大会が開かれ、この賑わいぶりです。さらに、時代が進みスーパーファミコンを始め次世代機が次々と登場、おもちゃ売り場では、子供たちが親に購入をねだる姿が見られました。




ただ、家庭用ゲーム機の性能が向上するのにあわせて、街角にあるゲームセンターの人気は下火となっていきます。その現状を目の当たりにした鳥居さんは…