※レトロゲーム秘密基地 鳥居秀憲さん
「カウンターを無人で営業していたときに、カウンターの上に封筒とかが置いてあってお金が入っていたり手紙をいただいたりこれは一生取っておきます」


多くの支援を受けて、新店舗は去年12月に完成。広いスペースを確保できたことでゲーム機の数は移転前の9台から30台にまで増やしました。鳥居さんが再現したのは、昭和から平成の初めにかけてのゲームセンター黄金時代。その雰囲気に魅了され、こちらのお母さんは思わず、子供をおいて自らハンドルを握ります。


※初めて訪れた人は
「青春の思い出を感じながら運転した。衰えてないなと思った」

ゲームセンターでしか味わえない空気感と時間。それを守ることの意義を鳥居さんはいま、あらためて実感しています。
※レトロゲーム秘密基地 鳥居秀憲さん
「1度も言葉を交わさないけど、いつもの人がいるみたいな繋がりがあるのがゲームセンターだと思っている。ゲーム機が1家に1台どころか1人に1台の時代で、誰でも持っているので。そういう時代だからこういう場所に来て遊んで楽しんでもらいたい」

鳥居さんと常連客の強い思いで再開した秘密基地には、ゲームセンターならではの醍醐味がつまっています。




鳥居さんはゲームの開発会社で働いていた経験をいかして、毎週、自ら設定を変更してゲームのラインナップを変えているということです。来店するたびに新しいレトロゲームに出会えるのは嬉しいですね。レトロゲーム秘密基地は火曜日と水曜日が定休日で1月から3月は土日祝日のみの営業となります。