減少している大工の仕事の魅力を若い世代に知ってもらおうと、青森県弘前市で専門学校の生徒を招いて県産材を活用した住宅の完成見学会が開かれました。

住宅の完成見学会を開いたのは、五戸町の建設会社「大山建工」で、弘前市の専門校の生徒などを招き大山重則 会長が住宅を施工するさいに使った技法などを紹介しました。

この住宅は、県産のアカマツやスギの無垢材を採用しているためデザインだけではなく強度にも優れていることや、釘を使わずに木材同士をはめ合わせる伝統的な建築技術「木組み」で仕上げていることなどを説明しました。

大工はピークの時、全国で約80万人いましたが、30万人を切るまでに減っていて、大山建工は今後も職人育成と県産材の活用促進に努めたいとしています。