「ファミリー層」ターゲットに“メガ盛り”商品ズラリ

ロシナンテは、これまでに福島市と郡山市に合わせて2店舗展開しています。その最大の売りが、「精肉コーナー」。食べ盛りの子どもがいる「ファミリー層」をおもなターゲットに、「ボリューム」があって「コストパフォーマンス」も良い、「メガ盛り」商品がズラリと並びます。

さらに、力を入れているのが「惣菜」。この日、別の店舗では新商品の開発が行われていました。

その新商品も「ボリューム」が売り。パンに挟むのは、ミートソースを絡めたパスタ。その量なんと300グラム。一般的な1人前のおよそ1.5倍です。

さらに・・・

いちいPB開発部・佐藤淳課長「20グラムのハンバーグを3つのせています。麺だけだと物足りないのでお肉をのせて満足感を得られるように工夫した」

食べ応え抜群の新商品。そのお味は…?

Q.食べづらいと思うんですけど改良は?
佐藤課長「改良できる部分は改良していきたい。逆に食べづらさというのもインパクトがあっておもしろい」

そして迎えた、オープン当日。

「頑張るぞー!おー!」

植野天斗記者「オープン15分前です。店の前には多くのお客さんが集まっていて、列は店の裏側まで続いています」

オープンと同時に、店内はあっという間にご覧のようなにぎわいに。オープン初日の目玉商品、牛サーロインのステーキは1枚100円。次々と売れていきます。「メガ盛り」が売りの国産豚肉のコーナーもにぎわいを見せました。

中には、ターゲットにしている子育て世代の姿も数多く見られました。

子育て世代の客「まとめ買いもできるので助かる」
子育て世代の客「安くて量が多い。子どもが今後どんどん大きくなるのでありがたい」

オープン初日からにぎわいを見せロシナンテ。新たなスタートに店長の佐久間さんは、「この店で地域を元気したい」と話します。

ロシナンテ福島西店・佐久間勇店長「地域の子育て世帯のお客さまにも喜んでもらえるような店づくりをしていきたい」

地元とともに歩んで来た老舗スーパーの挑戦は、これからも続きます。

いちい・伊藤信弘社長「会社が全体的に進化できるようトライをしている。相乗効果でいちいの既存店舗にも驚きや楽しみを繋ぐことができると思う」