■MLB レッドソックス 9ー7 エンゼルス(日本時間16日、フェンウェイ・パーク)
エンゼルス・大谷翔平(28)は敵地で行われたレッドソックス戦で「3番・DH」で先発出場。レッドソックス・吉田正尚(29)は痛めた右ハムストリングの影響もあり4日連続でスタメンを外れた。
この日は黒人選手として初めてメジャーでプレーしたジャッキー・ロビンソン氏の功績を称え、メジャー全30球団で永久欠番となっている背番号「42」を全選手がつけてプレーする「ジャッキー・ロビンソンデー」となった。大谷は1回の第1打席、昨季、10勝を挙げたレッドソックス先発、N.ピベッタ(30)の152キロのストレートを打つもサードゴロ。
2回、2死一、二塁のチャンスで第2打席、カウント1-2と追い込まれるとボールを引きつけて外角低めのチェンジアップをカットに行ったがスイングした際にキャッチャーのミットがバットにぶつかり打撃妨害。珍しい形で出塁したが打撃妨害は出塁数にカウントされない。
5回の第3打席は無死二塁の場面では、153キロのストレートをレフト前へヒットを放った。これで大谷は昨季から続く連続試合出塁を自己最長の「36」に更新。2005年のヤンキース・松井秀喜に並び日本人歴代5位タイの記録、3試合連続安打となった。6-6の同点で迎えた6回、2死二塁でレッドソックス3人目、R.ブライアー(36)のストレートをセンター前へ弾き返し4試合ぶりの打点で7-6と勝ち越し、大谷は2塁ベース上でベンチに向かって両手を挙げて喜んだ。大谷は4試合ぶりのマルチヒットもマークした。
大谷は4打数2安打1打点、大谷の勝ち越しタイムリーも8回、エンゼルスは珍しい1イニングで2度の打撃妨害、ここからレッドソックスに逆転負けを喫し連敗となった。