新型コロナの感染拡大で、飲食業界が苦しむなか、新たな業態として広がった「無人販売」。人件費削減や販売機会の拡大といったメリットから、急速に市場規模が拡大しました。

しかし、無人であるがゆえに、「窃盗」被害も増加。兵庫県神戸市の無人販売店では、驚くべき被害も。
鹿児島美湯豚餃子「司」 石田龍弥さん
「確認できてる範囲では6回万引き被害にあっている」
この男、味を占めたのか、去年12月ごろから3か月ほどで、6回も犯行に及んでいます。

度重なる被害を防ぐカギとなるのは、店内に設置された「防犯カメラ」。被害にあった札幌の「おウチdeお肉」では、抑止力を期待して、防犯カメラの映像を印刷して店舗に貼りだしたり、SNSにアップしたりしています。

おウチdeお肉 FC本部責任者 亀井竜斗さん
「犯人の知り合いが見たら『この人、あの近所に住んでる”あの人”じゃないの?』みたいになって、通報が入ったというケースも過去にある、店内にも『万引きをしたらネットで拡散します』と、先に貼り紙を貼っているので、万引きを撲滅していくためにもこの活動はやめるつもりもない」
