ヤングケアラーへの実効性のある支援の形は

より実効性のある支援を行うために。専門家の藤木弁護士は、ヤングケアラー支援に特化した団体など社会が支える仕組みが必要なのだと考えます。

藤木和子弁護士「とりあえず家族のことは置いといて、家族のケアは社会のほうで任せてねと、あなたは自分の将来のこととか、自分の人生のこととか考えてねって、第一に言える大人っていうのが必要なんじゃないかと思っています」

母親のケアをしていた仲宗根さんは、人々のヤングケアラーに対する意識が高まっていくことを望んでいます。

仲宗根杏珠さん「ヤングケアラーっていう存在をみんなが知るっていうことが必要で、その知ったうえでヤングケアラーの子たちがどういう風な困難を抱えているか、どれほど生きづらさっていうのを抱えているかっていうのまで、共感というか思いをはせて寄り添ってほしい」