なぜ被害側が対策コストを…「迷惑かけるような承認欲求は捨てて」

シャッターに「B」と落書きされた梅田のひがし中通り商店街でも対策が取られています。商店街に約15台の防犯カメラを設置し、電柱などに撮影されていることを知らせる注意書きを貼っています。
(ひがし中通り商店会 小牟礼隆之さん)
「これだけ見えていますっていうのをアピールしていますね。これを柱に全部貼っているっていう状態ですね」
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また、夜間は警備員が4人態勢で巡回パトロールをしています。しかし、被害を被っている商店街側がコストをかけて対策するのは納得がいかないと話します。防犯カメラ1台で15万円~16万円がかかり商店街全体では約200万円。巡回パトロールには1か月で約30万円の費用がかかるといいます。
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(ひがし中通り商店会 小牟礼隆之さん)
「もうふざけんなです。これは迷惑行為の1つなので、もうそんなんはせんといてくださいと。迷惑かけるような承認欲求はもう捨ててください」
各地で長らく問題になっている落書きの被害。された側の苦労を考えると、もはやモラルの問題では済まされないのではないでしょうか。
(2023年4月12日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『憤マン!』より)














