山梨県都留市の職員の間で新型コロナの感染が拡大し、欠勤者は職員全体の4分の1を超える87人にのぼりました。
市は窓口業務に支障が出るおそれがあるため、不要不急の来庁を控えるよう協力を求めています。
都留市によりますと、10日正午現在で新型コロナの陽性か濃厚接触者で欠勤している市役所職員は87人で、全職員の4分の1を超えています。
感染者は複数の部署で確認され、特に市民課など窓口業務を担う部署で多いため、応援体制を整えても担当者不在や待ち時間が長くなるケースが出ているということです。
このため市は感染状況が落ち着つくまで、職員はマスクを二重に着用するなど通常より厳しい感染防止策をとり、市民などには不要不急の来庁を控えるよう協力を求めています。
都留市は「ご不便・ご心配をかけ深くお詫び申し上げます。感染収束にむけ全力を期してまいります。」とコメントしています。
なお、県内で10日に確認された新型コロナの感染者は69人で7日連続で前の週を上回っています。