「栗山ノート」書店では完売相次ぐ
キャスター 木嶋雄大
「侍ジャパンの栗山監督の著書『栗山ノート』WBC以降、その売れ行きに変化があったようです」
2019年に発売された栗山監督の著書「栗山ノート」。
読書家の栗山監督が書きとめた先人の言葉や、組織づくりの大事なポイントなどが記されていて、いまこの本が脚光を浴びているんです。
今井書店錦町店 井澤可奈子さん
「WBCが始まる前は5冊ほどあったんですけど、WBCが始まってからちょっとずつ売れ出して、『栗山監督の本ありますか』っていう問い合わせが電話とかできています」
監督として、人間としての哲学が詰め込まれた「栗山ノート」。
鳥取県米子市のこの書店では、侍ジャパンが勝ち進むにつれ徐々に売れ始め、残っていた在庫はすべて完売。
全国の書店からも問い合わせが殺到し、出版社は緊急の重版を決定しました。
今井書店錦町店 井澤可奈子さん
「仕入れの発注はかけているんですけど、今どこも書店の方も手に入れたい状態なので、いつ入ってくるかまだ分からないですね。やっぱり優勝したのが大きかったなって感じています」
また、こちらの店では、選手名鑑や大谷翔平選手を特集した本を集めたWBCコーナーも設置。女性客の購入が増えているということです。
侍ジャパンフィーバー、大会後もまだまだ続いています。