渋滞を避けるための「抜け道」…多くのドライバーが一時停止せず

狭い道路にもかかわらず交通量が多いのには理由があります。交差点があるのは「琵琶湖大橋」という琵琶湖方面へとつながる道と「県道558号」のすぐ近く。県道は市街地へとつながっていて、交通量が多い時間帯はなかなか前へ進みません。そこで、混雑した県道を避けるために、この交差点がある市道が抜け道として使われているのです。
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では、なぜ事故が多発するのか。この抜け道は優先道路ではないため、交差点に進入する車は一時停止する必要があります。ところが…。
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(記者リポート)
「こちらの交差点、このように『止まれ』の道路標識があり、『止まれ』の文字が道路にも書かれているのですが、一時停止をしない車が後を絶たないといいます」
周辺には「止まれ」の標識が数多く設置されています。しかし、現場で取材をしていると、完全に止まることなく進む車の姿が多く見られました。一時停止すべき車が止まらないことで事故が相次いでいるのです。
(近くの住民)
「スピードを落とさないときもありますよ。朝の早いときは車がクラクションを鳴らしてワーっと行くときもありますしね。危ないなと思って」
「縦の道(優先道路)は昔からの住民さんからしたら主要道路になってるので、あんまり気にせずまっすぐ行かれる。それで向こう(優先ではない道路)から抜けて来られる方も一旦停止されない。それで出会い頭が多い」














