匿名配送の“ブランドの財布” 出品者は「本物」というが…

(記者リポート)
「フェラガモの財布です。新品と書かれています。本物のフェラガモの財布なのでしょうか。1万3500円と書かれています」
出品者はやはり匿名配送になっている。こうしたアカウントがSMS認証代行によって作成された可能性がある。出品物は本物なのか。

(出品者から送られてきたメッセージ)
「はい、もちろん本物です。不用品なので、特にお値段にこだわりはありませんでした。もし、不安であればキャンセルいただいても結構です」



「財布は新品と書かれていたのですが、裏面に少し傷があります」

(記者リポート)
「普通のボーダーの靴下のように見えます。ロゴも特に入っていません。薄めの普通の靴下です」

(ギャラリーレア東心斎橋店 齋藤店長)
「こちらはフェンディとはたぶん別で、3色のボーダーソックスだと思います。たぶんフェンディのものというわけではなく、靴下にフェンディの袋が付いているという出品かなと思います」

(ギャラリーレア東心斎橋店 齋藤店長)
「大変申し訳ありません。こちらのお財布なんですが、ちょっと弊社の基準というものがございまして、そちらに満たない品物ですので、弊社ではお値段が付けられない判断になります」
財布はニセモノの可能性が高いことがわかった。偽ブランド商品を販売することはフリマサイトであってももちろん違法行為だ。
