少子化などの影響で、桜島ではいま、小中一貫校の新設が計画されています。祐一郎さんは、この検討委員会のメンバー。大人たちに交じって発言します。

桜島には5つの小学校と3つの中学校があり、あわせて190人が通っています。この10年で児童、生徒数は4割も減少。現在、小学校1校が休校中です。

鹿児島市は地元からの要望を受け、8校を1校に統合する、新たな小中一貫校の整備を計画。2026年4月の開校を目指して、地域の住民や保護者などからなる検討委員会を立ち上げました。

祐一郎さんは、高校生ながら地元の人たちの推薦で、東桜島校区の代表として委員のメンバーに選出されました。今後、新しい学校の施設などを検討していくことになります。

(祐一郎さん)「僕も小学校、中学校に通って、桜島大根育てたりとか、桜島ならではの学習があって。さらにパワーアップして、新しい学校で子どもたちが学べるようになればいいなと思って」