東北電力は女川原発2号機について、今年11月に安全対策工事を完了、来年2月の再稼働を目指し着々と準備を進めています。これに呼応して、女川原発周辺でも再稼働に備えた動きが加速化しています。
再稼働へ急ピッチで進む安全対策工事
小澤夕希子記者:「この美しい小屋取漁港の先に見えるのが女川原発です。海抜29mの巨大防潮堤の裏側ではいま急ピッチで安全対策工事が進められています」

去年12月、3年9か月ぶり報道公開された女川原発の安全対策工事。全長およそ800mの防潮堤は、最大23.1mの津波に耐えられるとされていて、今は、漂流物から防潮堤を守る「防護工」の設置工事中です。こうした工事は、今年11月の完了が予定されています。

一方、女川原発の敷地の外でも準備は着々と進んでいました。