宮城県の塩釜神社では正月を迎える準備のため12日、拝殿に飾る大しめ縄づくりが行われました。

塩釜市の塩釜神社では、白装束に身を包んだ職員5人が、神社の御神田で収穫されたササニシキのわらと、利府町の農家から奉納されたわらを使い、大しめ縄をつくりました。

太さ1センチの荒縄24本をより合わせてできた2本の太い縄にわらを巻き、それらをねじり合わせ、長さ11メートル、太さ15センチ、重さ50キロの大しめ縄を仕上げていきました。

塩釜神社では10月中旬から大しめ縄づくりが行われ、12日に最後の1本を作り終えました。

大しめ縄9本を含む大小およそ800本のしめ縄が作られ、12月19日に神社の拝殿や鳥居に飾り付けるということです