阿蘇市では草原を守るために行われる伝統の野焼きを地元の小学生が体験しました。

野焼きを体験したのは、高森中央小学校と高森東学園の4年生37人です。
子どもたちは、地元の農家やボランティアに教えてもらいながら、火をつける松明を萱を束ねて作ったあと、草原に火を入れました。

朝から降った雪が残る草原に火が入るとパチパチと音を立てながら燃え上がりました。
参加した小学生「火が思ったより上がってすごかった」

参加した小学生「いろいろな人が野焼きをするから阿蘇のきれいな草原が守られていることが分かりました」

また、子どもたちは火が燃え広がらないように火消し棒で火を消す体験もしました。

この野焼き体験は10年以上続いていて、体験をきっかけに野焼きを支援するボランティアになる人もいるということです。