次の注目は プーチン大統領が演説で何を語るのか
神戸学院大学 岡部芳彦教授: プーチン大統領はよく、彼にとって記念する日に、戦闘行動を起こしたりしますので何かあるんじゃないかと。ポーランド国境なんかを見てますとウクライナの避難者なんかの出国が続いてますので、やっぱりかなり不安を感じているように感じる。
―――そして岡部先生が今後注目するポイントは「2月21日プーチン大統領が年次教書演説」で何を語るのかというところです。
①大攻勢で戦果を上げた。近い将来侵攻終結か ②特別軍事作戦はまだ続く。侵攻の長期化か ③ウクライナの非ナチ化を目指し、相手が倒れるまで戦うのか、このあたりが注目ですね。
これは、議会に対してプーチン大統領が説明するもので去年はなかったんですね、実はその前の年の内容を改めて見ると、「もし西側がロシアに危害を加えるならすごい対抗措置をとる」ことを既に2年前に言ってたので、もしかすると今回の構想があったのかなと、今となっては思います。
可能性を3つ上げたのは、全然違うことなのでどうパターンでいくかで、これからの流れがわかるんじゃないかなと。「大攻勢で戦果を上げた」と発表すればもしかしたら終結に向かうかもしれませんし、「特別軍事作戦続く」と言うかもしれませんし、「非ナチ化」は、最初と変わらない。














