広島サミット「ウクライナから誰が来日するのか」
神戸学院大学 岡部芳彦教授: もう一つ、もしかすると4つ目のオプションとして、「動員についてのコメント」があったりすると国内の動揺も広がるし、あるいは方向性が見えてくるかなというふうに思っています。特別軍事作戦、戦争に参加した兵士もそこに並べると思うんですね。そしてやはりそういう雰囲気で、彼らはヒーローで、我々の戦いは正しいということは絶対強調するんだろうなと思います。
―――もうひとつ岡部先生の注目ポイントは、5月のG7広島サミット、「ウクライナから誰が来日するのか」。
そうですね。G7と協力・相談しながら、どういう形で呼ぶのかとか、絶対話題になってるはずなんです。ゼレンスキー大統領は安全確保が難しいので、アメリカに行ったときはアメリカ軍機でしたし、この間イギリスに行ったときはイギリス空軍の飛行機でだったので、日本に来るのは難しいと思いますが、誰がなにで来るのかな、というのもちょっと興味深い。
クレバ外相に関しては外務大臣ですので可能性としてはあるんじゃないかな。今後もしかするとサミットに向けて、毎月ウクライナの要人が来るようなこともあるのかもしれません。【図解 岡部教授の解説をおさらい】
(2023年2月15日放送MBSテレビ『よんチャンTV』より)